生姜って強力だな

先日昼飯にうどんでも食べようと思い、スーパーでうどんとかき揚げを買ってきた。

うどんは乾麺じゃなくて、水でほぐせばすぐ食べられるもの。

かき揚げはビニールと紙で出来た袋に入っていて、そのままじゃ食べる時の置き場にならない。かといってこれだけのために皿をだすのも無駄なので、ザルに乗せたうどんの上にかき揚げを乗せた。

別の容器にめんつゆを出して水で希釈、うどんを麺つゆにくぐらせて食べると・・・・

何か予想外の味がして驚いた。

麺つゆと間違えて何か別のものを出してしまったのか?

そう思って冷蔵庫を開けてみるも確かにさっき出したのは麺つゆだ。

自分の味覚がどうかしてしまったのか?新型コロナで味覚異常が起こるという話を思い出し、不安になる。でも別に体調の異常なんてないしなあ。

そんな事を思いながらかき揚げを食べて、謎が解けた。

よく見ないで買ってきてしまったが、このかき揚げは紅生姜がたくさん入っているものだった。

このかき揚げ、食べても生姜の味しかしない。他の何の味もしない。普段、紅生姜なんて焼きそばとか牛丼の端にちょこんと乗っかっているくらいの量しか食べた事がないから知らなかったが、生姜ってこんなにも・・何というか強力なんだと思った。

さっき一口目に食べたうどんは、かき揚げに接していた部分だったのだ。かき揚げがほんのわずかな時間接触しただけなのに、めんつゆの味がどこかに行ってしまうほどに生姜の風味に支配されてしまっていた。

別に自分は生姜は嫌いではないのだけど、このかき揚げはおいしくない。だって生姜の味しかしないんだぜ。単品で食べるには悪くないかもしれないが、うどんと一緒に食べるのには合わない。

やきそばや牛丼の端に乗っかっているくらいが丁度よいね。